まなにゃんブログ in Germany

2017/8より主人の海外赴任に帯同し、ドイツ(Trier)に住んでいます。このブログでは、ドイツでの暮らしや日々思うことをつらつらと書いていければなと思っています。

【ドイツあるある】車、交通マナー編【豆知識】

こんにちは!まなにゃんです。

ドイツに来てから早1年半がたったので、そろそろ「ドイツあるある・豆知識」的な記事を書いてみたいと思います。


まずは「車の運転&交通ルール編」。

ドイツといえば、アウトバーン速度無制限のクレイジー高速道路。というイメージが強いのではないでしょうか?

実際、私も初めて来た時にはタクシーの速度に圧倒され、運転にも四苦八苦していた頃がありました。(詳細は「恐怖体験!はじめてのドライブその①その②その③」を参照)


しかし、しばらくして思ったのは「ドイツは交通マナーも良いし、かなり運転しやすい!」ということ。

実際、ドイツにおける交通事故の発生率は日本と同程度、他の欧州諸国に比べても低くなっています。(内閣府交通安全白書より)


今回は、そのへんに関する私の洞察(という程大したものではないw)や、交通事情全般に関するあれこれの小ネタを書いていきます。

 

①そもそも「アウトバーン=完全速度無制限」ではない!

意外とアウトバーンの中でも、速度制限がある道は多いです。工事中の場所やトンネルは勿論、少し細い道など危なそうな場所は大抵速度制限があります。この標識を見落とすと、次項に書く通り悲惨なことになります。

 

②スピードチェッカーが至る所にある恐怖

一般道、アウトバーン(速度制限有りの場所)含め、スピードチェッカーや覆面がとても多いです。そして、違反したら規定速度+5キロくらいからきっちり罰金を取られます。

軽度な違反であれば罰金は2,000円程度とお安めなのですが、気をつけていないと私の主人のように違反切符のお手紙だらけになります。(余談ですが、その手紙にはスピードチェッカーで撮られた顔写真が添付されており、毎度極端に写りが悪いのでつい怒ると言うより笑ってしまいますw)

 

③歩行者も、ルールをしっかり守る!

前項で書いた通り、運転違反の罰則はあれこれと細かいものがあるので、車に乗る人はルールをちゃんと守るようになっています。

一方で、私が驚いたのは歩行者のマナーの良さ。車が全く来ていなくても、ほとんどの人が青信号をきちんと待ちます。同じヨーロッパでも、フランスやイギリスでは車が来ないとガンガン渡る人が多いので、やはり「ルールを守る」ドイツのお国柄なのかな?と思いました。

(でも、以前ドイツ人の知人にこの話をしたら、「ドイツは車が速いから、万が一轢かれたら死ぬからさww」と言っていました笑)


④運転マナーを守らない人には怒りまくる

危険運転や気に食わないことがあると皆さんクラクションを鳴らしまくるだけでなく、車内から大声で怒ります。

確かに気持ちはわかるけど、そんなに怒らなくても…ということもあります。 以前主人の運転する車に同乗していて、主人の不注意で近づいてきた車に気付かず車線変更をしてしまったことがありました。(まぁ、この場合は完全に主人が悪かったのですが…)その時に運転していた上品なおばあさまが、中指を立てて怒鳴ってきた顔はなかなか忘れませんw ドイツ人は危険運転を忌み嫌う正義感も人一倍ということでしょうか…


ハンズフリーの通話機能がついた車が多い

ドイツでは、車自体に携帯電話と繋げてハンズフリー通話が出来る機能がついていることがとても多いです。これはとても良いことだと思っています。

たまにバスの運転手さんが、子どもと通話しながら運転していることもありますがww 日本車もデフォルトでこの機能をつければ良いのになぁ~、と思います。

 


以上、ドイツあるある・豆知識「車&運転マナー編」でした!

このように、色々な工夫がされていたり、お国柄?だったりで、ドイツはとても運転がしやすいです。

また、歩行者優先が徹底されているので、かなり安心して道を歩くことができます。

はじめは慣れない運転、アウトバーンに戦々恐々としていた私でしたが、今まで無事故でこれているので、皆さんも必要以上に怖がる必要はないのかな、と思います。

 

書き始めるとまだまだ思いつくネタがたくさんあり…次回に続きます。


PS. 同じ西ヨーロッパでも、交通マナーにはかなり差があります。ドイツの歩行者優先に慣れ切っている私は何度も死にそうになってます(特に横断歩道w)