女子旅 in モロッコ ~旅疲れにおススメ!なマラケシュのスポット~
食事もお買い物も、とっても安くて楽しいモロッコですが、一週間いるとそれなりに疲れることもありました。
理由としては、主に
①食に疲れる
タジン鍋に代表されるように、滋味深くて日本人にもとっつきやすい味の料理が多いモロッコ。でも、味が似たものが多いので毎日食べていると少し飽きがきます。
②人に疲れる
街の人々と言葉を交わしたり、スークでおじさんと値下げ交渉をしたりと、旅の思い出になる出会いもありますが、モロッコ人はとにかく常に声をかけてくるので、ずっとだと少し疲れます。私たちはNOと言える日本人なので(笑)、基本的に声をかけられてもその気がないときは完全無視していたのですが、それでも疲れるものは疲れる…w
③街に疲れる
雑然としていながら活気に溢れたメディナ内の路地は、日本や他の先進国にはないモロッコならではの魅力だと思います。でも、埃っぽかったり、生ごみが大量に落ちていたり…綺麗好きな人には少し厳しいかもしれません。
と、冒頭からまるでモロッコの悪口大会のようになってしまいました(笑)
もちろん、これらのネガポイントは些末なことだと思えるくらい、モロッコは素晴らしいところばかりなのですが(大声)、たまにはリフレッシュしたい、そんな時におすすめのマラケシュのスポットを4つお伝えします。
①Grand Café de la poste Marrakech
マラケシュの新市街にあるフレンチレストラン。
雰囲気もとっても良く、英語のメニューもあり、お酒も飲める!と、メディナ内と比べると外国のような場所でした(笑)
マトウダイ(John dory)をポテトとペースト状にしたお料理と、トリュフ風味のクリームきのこパスタ、モロッコワインハーフボトルを2人で頼んで約6,000円。
モロッコは(お酒が無いせいもありますが)普段は一食2人で1,000円ちょっとなので、随分お高めではありますが、かなり満足度は高めでした。
甘いものが苦手な私ですが、ここのケーキには感動しました!
マラケシュで泊まったリヤド(後述)で、ウェルカムフードとして出てきたこちらのケーキ。普段はケーキを出されても、ひと口くらいしか食べないのですが、ここのは全部食べちゃった!
1つ200円ちょっとというお手頃価格も魅力的です。
旅の最後にして、1番感動したこのリヤド!
それまでの宿の2倍以上の価格と、少し奮発したのですが、それでも先進国の普通のホテルと同程度。
17世紀に建てられた美しい建物の中は、どこも良い香り。元々この建物を別荘として購入したという2人のフランス人オーナーは、おしゃべり好きで、ホスピタビリティに溢れています。
ルーフトップテラスでは、モロッコのグレイワインをサービスしてくれました。お酒が恋しくなるモロッコで、こんなことされたら惚れてまうやろ…!!
私たちが予約した時点で、booking.comの評価が9.9と驚異の数字を誇っていましたが、本当に納得。フナ広場から徒歩1分と、ロケーションも最高なので、マラケシュに泊まる方には全力でお勧めしたいリヤドです。
かのイブサンローランが愛した庭園。これまでの3つとは異なり、定番の観光地です。
南国らしいサボテンの隣に竹藪があったり、モロッコ建築の建物の脇に鯉が泳いでいたりと、多国籍なお庭。とにかく、メディナとは違って空気が綺麗なので、心が洗われる気がします。
新市街から歩いて行ける距離なので、合わせて行くのも良いかも。
以上、モロッコ疲れに効く(笑)マラケシュのおすすめスポットを紹介しました。
モロッコに限らず、長い間異文化の中で暮らすと少しくらい疲れるのは当然。全力で残りを楽しむためにも、たまには気分転換に、少し趣が異なる場所を訪れるのもいいと思います!
今回ご紹介した場所は、どこも本当におすすめです(特にリヤド!)。機会があれば、ぜひ行ってみてください!