まなにゃんブログ in Germany

2017/8より主人の海外赴任に帯同し、ドイツ(Trier)に住んでいます。このブログでは、ドイツでの暮らしや日々思うことをつらつらと書いていければなと思っています。

牛タン屋さんはじめました。in ドイツ

※今日の記事には生肉の写真が出るので、苦手な方はご注意ください。

 

ドイツ=肉!というイメージを持たれる方は少なくないのではないでしょうか。

 

確かに、ドイツはお肉がとっても安いです。

立派な骨付きの鳥もも肉が3つで2ユーロとか。

「ここ、一体どこの部位?」「どんな料理に使うの?」っていうようなお肉もたくさん売っています。

 

ただ、日本のお肉屋さんとは違って困る点も多々。

 

①適度に脂がのった肉が少ない

基本的に脂肪分が少ない「the★赤身肉」的なのが多いです。特に牛と豚。鳥は胸肉が一番メジャーみたい(ももより高いです)

 

②普通の鳥ももが売っていない

全て骨付きです。なので、こっちにきてから骨や軟骨をはずす捌き方を習得しました。

 

③薄切り肉が売っていない

基本、かたまり肉しかありません。お肉屋さんと仲良くなって、事前に予約とかすれば薄くスライスしてもらえるらしいですが…

①の赤身しかないことと相まって、しゃぶしゃぶやすき焼きはまず出来ません。

 

④くさい

特に、豚は臭いが気になります。飼料によるものなのでしょうか…下処理をきちんとして、濃いめの味付けをすれば気になりませんが、素材の味を活かした調理法は未だ模索中です。。

 

⑤量が多い

これは、海外あるあるかもしれません。孤食向けはまずない。300gのものがあればラッキー♪くらいです。

 

⑥賞味期限があてにならない

これは、もしかすると冷蔵庫の問題なのかもしれませんが…(ドイツの冷蔵庫は、かなりいい加減です)

⑤の量が多いことと相まって、一日ではなかなか使い切れないのですが、その結果④のくさみを増してしまうことがあります。これは、辛い…。

 

と、まぁ愚痴めいたことを書き連ねてしまいましたが、ここはドイツ、日本とは違って当たり前。そんな中でも、楽しんでいくべきでしょう!

 

はじめに書いた通り、日本ではなかなか出会えないようなお肉がたくさんある、しかも安いのが最大の魅力!だと思います。

 

今日は、牛タンを一から捌いてみました。

 

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ちなみに、元々はこんな感じ。

 

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めちゃくちゃどでかい。

1.4キロで約1,000円でした。

 

元々、私も主人も牛タンが大好きなので、日本のスーパーでも下処理済の牛タンかたまり肉を買ってくることはよくあったのですが、まるっと「the★舌」を買うのははじめて。

 

こちらのページを参考にさせて頂き、奮闘しながら捌きました。牛タンさばきかた講座〜。 - ねこ☆日記。

 

今は、下味をつけて熟成中ですが、週末に食べるのが待ちきれません。

 

ちなみに、先ほどの写真のように舌のかたまり肉から捌くと、タン先や付け根の部分等、焼くのには適さない部位もとれるのですが、それらはタンシチューにしてみました。

 

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 こんな楽しみ方は、日本ではなかなかできませんよね。これからも、色々チャレンジしてみたいなぁ〜。

 

ちなみに、今のところ気になっているのは、

①豚の耳からミミガーをつくる

②豚骨でガチの博多ラーメンをつくる

です。(笑)

 

乞うご期待〜。

 

まなにゃん