まなにゃんブログ in Germany

2017/8より主人の海外赴任に帯同し、ドイツ(Trier)に住んでいます。このブログでは、ドイツでの暮らしや日々思うことをつらつらと書いていければなと思っています。

専業主婦という生き方。

こんばんは。まなにゃんです。

私は主人のドイツ赴任に伴い、会社を休職しており、現在なんちゃって専業主婦をやっております。

 

日本で働いていたころは、「専業主婦ってつまらなそう…」と、正直思っていました。

家で掃除をして、ご飯を作って、旦那さんの帰りを待つだけの毎日だなんて…

 

でも、現在、専業主婦を始めて約3ヶ月半。

最近になって思うのは、「専業主婦って一番すごいんじゃないか?!」ということ。

一番かどうかはわかりませんが、本当にバイタリティがある人じゃないと、専業主婦はやっていけないなぁ、と心から思います。

 

なぜなら、自分から「楽しい」ことを見つける、自分から「社会と繋がる術」を見つけることができないといけないからです。

 

ドイツに来て始めの1ヶ月は、生活の立ち上げ(という名の様子見)のために、ほとんど何も新しいことをしていませんでした。

勿論主人のご飯を作ったり、そのために外に買い物に行ったりはしていたのですが…

料理になれていない私であっても、一連の流れ(買い物、料理)に費やす時間はせいぜい3時間。それ以外の時間は完全にフリーなわけです。

 

もうね、完全に生きる屍のようになっていました。

読書をしたり、ウィンドウショッピングをしたりしてみるのですが、やっぱり手持ち無沙汰で…気付いたらベッドでごろごろしているうちに1日が過ぎたりしてしまっていました。

 

考えてみると、働いていた頃(もしくは学生だった頃)は、会社(学校)にいる時間がほとんどでした。

私は、元々かなりインドア派で、会社が休みの日はそれこそ寝るだけ寝て、ベッドでごろごろして…正直、社会人になって4年間で、会社の外で「何かをした」といえることはほとんど無いのでは、と思います。

(最近では、そのような人が増えているらしく、それを広義の「引きこもり」と呼ぶらしいです。)

そんな私であっても、会社に行って、仕事をして、仕事上の課題や目標に取り組んで、いろんな人と関わるだけで「充実している」「何かやっている」つもりにはなれていました。

 

でも、専業主婦の場合、そうはいかない。

お子様がいる家庭はまた違うのでしょうが、自分からやろうとしないと、本当に「何もしない日」「誰とも話さない日」を過ごせてしまえるのです。

そんな一日を過ごしてしまうと、本当に「私何してるんだろう」と思いますし、極端な話「自分は何で生きているんだろう」というような気になります。

 

でも、「何かやる」ことって、意外と難しい。

私は元々趣味がない&インドア派なせいかもしれませんが、何が自分にとって「楽しい」ことなのかわかりませんでした。また、「人と会って、話す」そんな当たり前なことも、何かしらのコミュニティに属していないと実は難しいこと。

 

そういうことを継続して、自分からやっていけることが、専業主婦には求められるんだな、と思います。

 

私の祖母は、2人とも専業主婦歴が長めなのですが、やっぱり2人ともものすごくバイタリティがあります。

俳句の会の主宰だったり、ボランティアグループの会長だったり、世界中の国々をこの歳で回っていたり…友人知人もかなり多いです。

ただ単に「楽しいから」という理由でやっているわけではないのでしょうが、私からすると2人はとてもキラキラして見えます。

 

長くなりましたが、最近思うこと。

専業主婦はつまらないかどうかを決めるのは自分次第。でも、楽しくするには会社や学校に行っている人よりよっぽど、自発的にがんばらなくちゃいけないんだなぁと思います。「課題」も「目標」も「評価」も、誰かがたててくれる、してくれるわけではない。

 

私は、何が自分にとって「楽しい」のか、未だ模索中。

色んなことを試して、色んなことを感じてみたい。

そうすることで、毎日が楽しくなるのは勿論、自分という人間をもっと理解できるだろうし、それが今後の自分のために役立つこともあるんじゃないかな、と思います。目指せ、キラキラ★専業主婦!

 

でも、やっぱり自分の収入がないこと、何をするにも主人のお金を使わなくてはならないことはとても気になるので、自分には本来サラリーマンが合ってるかな、、笑