小旅行 in Lisboa (Portugal)〜観光スポット〜
週末リスボン旅行の続きです。
今回、あまり観光はしていないのですが
すごく良かったのはサンジョルジェ城(Castelo de São Jorge)!!
リスボン市内のどこからでも見える、高台の城跡です。
このお城の素敵なところは3つ!
1.リスボン市内を見渡せる圧巻の景色
リスボン市内のどこからでも見えるということはすなわち、リスボン市内を全て見渡せるということ。
上から見たときの青い空、青い海、オレンジ色の屋根は本当に綺麗で、「あぁ〜リスボンに来てよかったなぁ」としみじみ感じました。
2.ポルトガルの歴史を学ぶ
場内には小さな考古学遺跡の区画があります。
外から見た感じは、「まぁなんか遺跡っぽい感じ(失礼)」 で、遺跡にあまり興味がない私からすると正直大したことはありませんでした。
※写真を取り損ねていることからも、私の興味のなさが伺えます(本当に失礼!)
しかし、ちょうどタイミングよく参加した英語での解説ツアーが本当に面白かった!
この場所で認められる最初の人類の生活の痕跡は、はるか紀元前7世紀〜紀元前3世紀のもの。
鉄器時代の、小さな鉄の塊や動物の骨が採掘
されています。
その後、古代ローマ帝国や、ゲルマン民族(西ゴート王国)、アフリカからのムーア人等さまざまな民族に侵略し、支配されます。
城塞はイスラム教徒のムーア人によって建設されたものの、12世紀にはレコンキスタによりポルトガル王国に奪還されます。
ポルトガル王族による華やかな宴の場として活用された時期もあるのですが(かのバスコ・ダ・ガマも招待されたとか)、その後新しい王宮が建設されたこと、ポルトガルがスペイン王国に統合されたことなどから王家の城から一転、軍事的な性格をもつようになりました。
その後1755年の大震災、津波により多くの建物が倒壊しましたが、20世紀初頭までは引き続き軍の駐屯地として使われていたのだとか。
なんだか、とっても説明口調になってしまいました😅 でも、今は観光客が美しい景色を見に来るこの場所に、そんな激動の歴史があっただなんて、なんだか本当に不思議な気持ちになりました。
ゲルマン民族の大移動だとか、ムスリムの侵略っていうのも、歴史の教科書で文字だけ見たことはあったけれど、本当にあったことなんだとはじめて実感…
世界史って面白いんだなぁ、もっときちんと学べばよかったです(私のセンター試験、世界史は40点😂😂ルーティンとして、模試はもちろん、本番もテスト中に寝てました笑)
城跡を見て回っただけでは、大してなんの印象にも残らなかった景色が、ガイドさんのお話を聞いたことで、急に意味を持つようになりました。「背景を知る」ことって、すごく大切ですね。
これまであまり興味がなかった遺跡だけど、今度からはまた違った見方ができそうです!
3.お城までの道中
城内ではないのですが、最寄りのバス停〜お城に登るまで、斜面にたくさんのお店があってとても楽しいです!
とってもレトロでキュートなトラムも走っています。
ポルトガルのお皿はとっても可愛い!
道中でちゃっかり購入してしまいました。
なんだか、今回の記事はやたら長ったらしいくせに、私の感動が全然伝わらないものになってしまいました😅反省…
でも、雑多な中にあたたかみを感じるリスボンの街はとても素敵で、そんなリスボンの歴史を学び、身体全体で街を感じることができるのがサンジョルジェ城だと思います。
こんな素敵な旅行に「行っておいで!」と送り出してくれた主人に感謝です。(本人はフィリピン出張中笑)
以上、リスボン小旅行編でした!
まなにゃん