クリスマスマーケット&トルココーヒーの楽しみ方
今日は主人が部署の飲み会だったので、トルコ人のお友達とクリスマスマーケットに行ってきました!
説明の必要がないほど有名なドイツのクリスマスマーケット。
私が住むトリアー(Trier)にも多くの店が立ち並び、毎日たくさんの方が遊びに来ています。
楽しみすぎて、マーケット自体の写真は撮り損ねてしまったのでまたの機会に…笑
近郊の町からも多くの方が来られるそうで、人口10万人の小都市とは思えないほどのにぎわいを見せていました。
クリスマスマーケットといえばこれ!というほど有名なホットワイン(Glühwein)で乾杯。
グラスは地域はもちろん、年によって違うデザインだそうで。ワイン+グラスで5ユーロだったのですが、グラスを返却すれば2.5ユーロが返ってくるデポジット制でした。
おみやげにグラスが欲しいけど、飲んだあとのはちょっと…という場合、お店に言えば新しいものと交換してくれますよ。
一緒に食べているのはフラムクーヘン(Flammkuchen、ピザに似たドイツの郷土料理)です。普通フラムクーヘンと言えば薄いパリパリの生地ですが、これは結構厚めでモチモチしており、焼きたてで美味しかったです。
ドイツの冬は寒いし暗いし長いしで、なかなか厳しいのですが、クリスマスマーケットは「あぁ、ドイツの冬ってあったかくて楽しいなぁ!」と思える、とても素敵な場所です。
夜が早いドイツ、クリスマスマーケットは8時すぎには少しずつ閉まり始めたのでお友達の家に移動して二次会!
この間ホームパーティーをしたときのおみやげで頂いたトルココーヒーの入れ方を教わりました。
トルココーヒーにまつわるおもしろい話を色々教えてもらったので、少しご紹介。
①トルココーヒー占い
トルココーヒーは粉をこさずに淹れるのですが、飲んだあと残った澱を使って若い女の子は占いをするそう。
飲んだあとのカップを逆さまにして、願い事をして…
しばらくしてから戻すと、澱が側面に固まっています。
この固まった澱がどのように見えるか?で運勢がわかるんだそう。
例えば私のカップは「35という数字が見えるから、35歳のときに何かがあるかも。あとは、髪の長い女性と踊る恐竜が見えるわね…」といった感じ。
踊る恐竜が何を意味するかは全く謎ですが(笑)なかなか楽しかったです。
②結婚式の前のトルココーヒー
トルコでは、結婚式の前に新郎が新婦を実家まで迎えに行くのが慣例だそう。
そのとき、新婦は迎えに来た新郎と、自分の両親にトルココーヒーを淹れるのだそうですが、新郎のものにだけ、砂糖の代わりにこっそり大量の塩や胡椒を入れるのだとか。
それを、新郎が顔色を変えずに飲めたら合格。
「どんな時もあなたのことを受け入れるよ」という意味なんだそうです。
とっても素敵!ですが、むせたり、「まずっ!」と言ってしまったらどうするんだろう…と考えると、なかなか勇気がいりそうです(笑)
そんなこんなで、とても楽しい夜を過ごすことができました。
私の家は主人が出張等で不在のことが多いのですが、毎回誰かしらが構ってくれるので、全く寂しい思いをせず、それってとても素敵なことだなぁと思います。
週末はロンドンから友達がくるので、明日は珍しくお掃除day!
まなにゃん