まなにゃんブログ in Germany

2017/8より主人の海外赴任に帯同し、ドイツ(Trier)に住んでいます。このブログでは、ドイツでの暮らしや日々思うことをつらつらと書いていければなと思っています。

スペインで人気の高級食材「亀の手」でおうちごはん

※今回の記事には少し変わった形の食べ物が出てきます。人によっては「グロテスク」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。苦手な方はご注意ください。

 

今日はトリアー在住のお友達とルクセンブルクの業務用スーパー「La Provançale」にお買い物へ。

 

以前「牛タンを捌く」という記事を書いたのですが、その話をしたところ、お友達がすごく興味をもってくれて!一緒にまるごとの牛タンを買いに行くことになりました。

(ちなみに、同じ話を母にしたら、母もコストコで下処理済のかたまり牛タンを買ってきていました。牛タン大使目指せるかも…)

 

うちは、ちょうど先週牛タンをまた食べていたので(食べすぎw)何か他に面白いものないかなぁ〜…と探したところ…

 

ありました!!!

 

皆さんは、「亀の手(カメノテ)」という魚介類をご存じですか?

その名の通り、亀さんの手のような形をしています。

 

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フジツボの仲間だそうで、スペイン等では高級食材として愛されています。(スペイン語では、「Percedes」と言います。)

 

私は学生時代、スペインで一度食べたことがあるのですが、その時は食べ方もよくわからず、正直「???」という感じでした。

 

いざリベンジ!!!ということで、早速購入。

キロあたり40ユーロ近く。なかなか高級です…!

 

あまり知られていないものの、日本にもたくさん生息しているそう。ネットで下処理、調理方法を検索しました。

 

まず驚いたのが、売られている状態だと、「岩つき」だということ!(上の写真の、黄土色に見える部分が岩です)

なんとなく、岩つきの値段で計り売りは腑に落ちない…とか、でもその方が新鮮なのかしら?とか思いながら、岩と本体とを切り離します。

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あとは、塩ゆでするだけ!

 

実際食べられるのは、亀の「腕」の部分の皮を剥いた中身です。(お皿汚くてスミマセン。写真左の下の部分が可食部です。)

 

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お味は…

 

「貝と海老のあいのこ!」って感じでした。

 

正しく食べることが出来たので、昔よりは、味がちゃんとわかりました。

決して不味くはないのですが、感想としては「味は思ったより普通」「高い」「小さく個数があるので剥くのが面倒」ということで、私としては一度食べれば満足かな!

 

でも、とても面白い経験なので、見かけたら試してみる価値はあると思います。

明日は残りをお味噌汁にします!(出汁が出て、とても美味しいらしいです。)

 

ところで、今日はルクセンブルクで初のランチ!

ショッピングセンター「Auchan」の中のシーフードレストラン「Amarine」に行ってきました。

 

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シーフードプラッタァァァァ!!!!!

ドイツに来てからは初めての生牡蠣に、心が震えました。

 

また、真ん中ほどにある二枚貝は、はじめて食べるもの。アサリより大きくハマグリより小さいくらい。 「Amande de Mer (海のアーモンド)」と呼ばれているそうです。

なんと生!で食べたのですが、とても弾力があって、磯の香りが強くて美味しい。

 

貝類大好きな私。貝毒にあたるのはいつかとヒヤヒヤしてもいるのですが、絶対にやめられません。

 

以上、面白い&美味しいシーフードに囲まれ、幸せな1日でした!

 

 

まなにゃん