スペインで人気の高級食材「亀の手」でおうちごはん
※今回の記事には少し変わった形の食べ物が出てきます。人によっては「グロテスク」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。苦手な方はご注意ください。
今日はトリアー在住のお友達とルクセンブルクの業務用スーパー「La Provançale」にお買い物へ。
以前「牛タンを捌く」という記事を書いたのですが、その話をしたところ、お友達がすごく興味をもってくれて!一緒にまるごとの牛タンを買いに行くことになりました。
(ちなみに、同じ話を母にしたら、母もコストコで下処理済のかたまり牛タンを買ってきていました。牛タン大使目指せるかも…)
うちは、ちょうど先週牛タンをまた食べていたので(食べすぎw)何か他に面白いものないかなぁ〜…と探したところ…
ありました!!!
皆さんは、「亀の手(カメノテ)」という魚介類をご存じですか?
その名の通り、亀さんの手のような形をしています。
フジツボの仲間だそうで、スペイン等では高級食材として愛されています。(スペイン語では、「Percedes」と言います。)
私は学生時代、スペインで一度食べたことがあるのですが、その時は食べ方もよくわからず、正直「???」という感じでした。
いざリベンジ!!!ということで、早速購入。
キロあたり40ユーロ近く。なかなか高級です…!
あまり知られていないものの、日本にもたくさん生息しているそう。ネットで下処理、調理方法を検索しました。
まず驚いたのが、売られている状態だと、「岩つき」だということ!(上の写真の、黄土色に見える部分が岩です)
なんとなく、岩つきの値段で計り売りは腑に落ちない…とか、でもその方が新鮮なのかしら?とか思いながら、岩と本体とを切り離します。
あとは、塩ゆでするだけ!
実際食べられるのは、亀の「腕」の部分の皮を剥いた中身です。(お皿汚くてスミマセン。写真左の下の部分が可食部です。)
お味は…
「貝と海老のあいのこ!」って感じでした。
正しく食べることが出来たので、昔よりは、味がちゃんとわかりました。
決して不味くはないのですが、感想としては「味は思ったより普通」「高い」「小さく個数があるので剥くのが面倒」ということで、私としては一度食べれば満足かな!
でも、とても面白い経験なので、見かけたら試してみる価値はあると思います。
明日は残りをお味噌汁にします!(出汁が出て、とても美味しいらしいです。)
ところで、今日はルクセンブルクで初のランチ!
ショッピングセンター「Auchan」の中のシーフードレストラン「Amarine」に行ってきました。
シーフードプラッタァァァァ!!!!!
ドイツに来てからは初めての生牡蠣に、心が震えました。
また、真ん中ほどにある二枚貝は、はじめて食べるもの。アサリより大きくハマグリより小さいくらい。 「Amande de Mer (海のアーモンド)」と呼ばれているそうです。
なんと生!で食べたのですが、とても弾力があって、磯の香りが強くて美味しい。
貝類大好きな私。貝毒にあたるのはいつかとヒヤヒヤしてもいるのですが、絶対にやめられません。
以上、面白い&美味しいシーフードに囲まれ、幸せな1日でした!
まなにゃん