しょっぱい乾物おつまみをヨーロッパで発見!(タリン/エストニア)
海外生活を始めるにあたり、日本人が心配に思うことの代表として「日本食ロス」が挙げられると思います。
ただ、実際住んでみると、「予想してたよりは全然余裕」だと感じることが多いです。
正直場所にもよると思うのですが、ドイツの片田舎でもアジアショップを活用したり、自分で作ったりして賄えるものも多いので、日本食ロスにはほとんどなりません。
ただ、やっぱり特別な日本食(寿司とか)や特定のブランド(Calbeeのポテチとか)は手に入らないものが多く、たまに悶々とします。
うちの主人の場合はしょっぱい系のおつまみが手に入らず、なかなか苦労しています。
さきイカや干し梅、茎わかめ等など…ヨーロッパのおつまみ(オリーブや生ハム、チーズ等)も美味しいのですが、やっぱり油っぽくないおつまみも恋しい!(らしいです。)
お友達が日本から来る際や一時帰国の際におみやげとしてお願いすることも多かったのですが、
この度なんと!!!
ヨーロッパでしょっぱい系おつまみを発見しました!!!!!
それも、先日旅行に行ったバルト三国、エストニアのタリンにて。
タリンのTripAdvisor No.1のお洒落レストラン「Rataskaevu 16」の店員のお姉さんオススメ、「Balti Jaam Market 」というマーケットで発見しました。
このマーケット、生鮮食品のみならずお惣菜系や洋服屋さん、雑貨屋さんも入っている楽しい観光スポット。
買わずとも、見ているだけで楽しい場所です。
またタリン最先端のデザインに触れられる「Telliskivi Creative City」からも歩いてすぐの場所。(残念ながら我々が訪れた時は独立記念日でほぼ閉まってましたがw)
そんなBalti Jaam Marketの魚介類コーナーにて。
鮮魚と並んで、明らかに乾物の魚介類が!!!
まさか、と思って「少し味見させて」と言ったところ、めちゃくちゃ馴染みがある味!!!
さきイカと乾燥したお魚(塩味、鮭とばみたいな食感)を200gずつ買って300円くらい。お値段的にも最高!
まさかこんな所で日本人好みのしょっぱいおつまみを買えるなんて思っておらず…様子見で少しだけ買ったけれど、主人にも大好評だったのでもっと買えば良かったです。
ちなみに、普通のスーパーにも魚系のしょっぱい乾物が色々売っていました。
(ちなみにこちら、ドイツ語なので不思議に思って調べたところ「Euroasia」というまさかのドイツ資本の会社でした。ただ、ドイツのスーパーでは一度も見かけたことがありません。)
でも、種類はやっぱりマーケットの方が多かったので、マーケットをおすすめするかなー!
格安航空ライアンエアーを使えばドイツからでも(下手すれば)2,000円とかで行けるので、おつまみ買うのを目的に行くのもありかな、と思ってしまいました…!!
ヨーロッパ在住でしょっぱいおつまみが恋しい方には是非ぜひオススメしたいです。
まなにゃん
エストニアについてのメモ。
こんにちは、まなにゃんです。2月末〜3月頭にかけて、2週間のヨーロッパ旅行に行ってきました。
大体の旅程はこんな感じ。
ドイツ→ヴィリニュス(リトアニア)→タリン(エストニア)→ヘルシンキ(フィンランド)→オスロ(ノルウェー)→ロンドン→コッツウォルズ(イギリス)→ドイツ
格安航空や夜行バス、そして現地在住のお友達の家を駆使(?)したリーズナブル旅を目指しました。実際は財布を無くしたりしてプラマイゼロでしたが…w
毎度のことですが、全旅程について細かく書くというよりは、心に残ったことや考えたことを書きたいと思います。
日本に住んでいるとあまり知る機会がないかもしれませんが、実はエストニアはSkypeを生んだ地でも知られるIT先進国。近年ではノマドワーカーやスタートアップの受入を積極的に行っており、そのせいか観光客っぽくない外国人も多く見かけました。
タリンはオシャレな雑貨屋さんやカフェがとても多く、女子旅には持ってこいの街です。バルト三国の中では物価は高い方ですが、それでも北欧とは比べ物にならないほど安いです。(物価で国を見るのもどうかと思いますが、でも旅行者にとっては大切ですよねw)
そんなエストニアに我々が訪れたのは、2月24日の独立記念日。(実は去年ラトビアに行った時も独立記念日でしたw)
街には人が集まってお祭りムードの中、なんと行われたのは軍によるパレード。声援を送る国民。いち観光客としてそれまでエストニアで受けてきた印象と異なり、結構ビックリしました。
でも、考えてみればエストニアが(本当の意味での)独立を勝ち得たのはつい最近のこと。独立記念日は1918年2月24日ですが、その後もドイツやソ連により占領され、ロシア軍が完全に撤退したのは1994年とのことです。
そう思うと、エストニアの独立復活を後押しし、また今の国民の生活を守ってくれている軍のパレードが独立記念日のメインイベントになることも、頷けるのかなーと感じました。
その土地柄、ドイツやソ連の他にも、スウェーデン等、東西南北の国々から支配されてきたエストニア。その歴史を思えば複雑ではありますが、その分今のエストニアでは様々な文化を感じることが出来て、それが魅力のひとつでもあると思います。
先に挙げたオシャレなカフェや雑貨屋さんでは、北欧っぽいセンスが感じられます。また、ドラッグストアでは、エストニアブランドのオーガニックコスメはもちろん、西欧、北欧、ロシアそれぞれのコスメを買うことが出来ます。レストランでは、西欧の高級レストランさながらの素敵で美味しい料理を、お手頃価格で食べることができます。
バルト三国は、日本からの直行便はないですし、まだまだ日本の中では知名度が低い場所だと思います。でも、行く度に好きになる、私としてはとてもおすすめな国です。
なんだか何のまとまりも無い文章になってしまいました。要はエストニアについてあーだこーだ話したかっただけなので、目的は達成されているのですが…w
これからバルト三国が、日本人にとってもっともっと身近な国になればいいなー、と思います。
まなにゃん@四半期に1度くらい行きたい、それぐらいバルト推し
【ドイツあるある】車、交通マナー編【豆知識】
こんにちは!まなにゃんです。
ドイツに来てから早1年半がたったので、そろそろ「ドイツあるある・豆知識」的な記事を書いてみたいと思います。
まずは「車の運転&交通ルール編」。
ドイツといえば、アウトバーン。速度無制限のクレイジー高速道路。というイメージが強いのではないでしょうか?
実際、私も初めて来た時にはタクシーの速度に圧倒され、運転にも四苦八苦していた頃がありました。(詳細は「恐怖体験!はじめてのドライブその①、その②、その③」を参照)
しかし、しばらくして思ったのは「ドイツは交通マナーも良いし、かなり運転しやすい!」ということ。
実際、ドイツにおける交通事故の発生率は日本と同程度、他の欧州諸国に比べても低くなっています。(内閣府交通安全白書より)
今回は、そのへんに関する私の洞察(という程大したものではないw)や、交通事情全般に関するあれこれの小ネタを書いていきます。
①そもそも「アウトバーン=完全速度無制限」ではない!
意外とアウトバーンの中でも、速度制限がある道は多いです。工事中の場所やトンネルは勿論、少し細い道など危なそうな場所は大抵速度制限があります。この標識を見落とすと、次項に書く通り悲惨なことになります。
②スピードチェッカーが至る所にある恐怖
一般道、アウトバーン(速度制限有りの場所)含め、スピードチェッカーや覆面がとても多いです。そして、違反したら規定速度+5キロくらいからきっちり罰金を取られます。
軽度な違反であれば罰金は2,000円程度とお安めなのですが、気をつけていないと私の主人のように違反切符のお手紙だらけになります。(余談ですが、その手紙にはスピードチェッカーで撮られた顔写真が添付されており、毎度極端に写りが悪いのでつい怒ると言うより笑ってしまいますw)
③歩行者も、ルールをしっかり守る!
前項で書いた通り、運転違反の罰則はあれこれと細かいものがあるので、車に乗る人はルールをちゃんと守るようになっています。
一方で、私が驚いたのは歩行者のマナーの良さ。車が全く来ていなくても、ほとんどの人が青信号をきちんと待ちます。同じヨーロッパでも、フランスやイギリスでは車が来ないとガンガン渡る人が多いので、やはり「ルールを守る」ドイツのお国柄なのかな?と思いました。
(でも、以前ドイツ人の知人にこの話をしたら、「ドイツは車が速いから、万が一轢かれたら死ぬからさww」と言っていました笑)
④運転マナーを守らない人には怒りまくる
危険運転や気に食わないことがあると皆さんクラクションを鳴らしまくるだけでなく、車内から大声で怒ります。
確かに気持ちはわかるけど、そんなに怒らなくても…ということもあります。 以前主人の運転する車に同乗していて、主人の不注意で近づいてきた車に気付かず車線変更をしてしまったことがありました。(まぁ、この場合は完全に主人が悪かったのですが…)その時に運転していた上品なおばあさまが、中指を立てて怒鳴ってきた顔はなかなか忘れませんw ドイツ人は危険運転を忌み嫌う正義感も人一倍ということでしょうか…
⑤ハンズフリーの通話機能がついた車が多い
ドイツでは、車自体に携帯電話と繋げてハンズフリー通話が出来る機能がついていることがとても多いです。これはとても良いことだと思っています。
たまにバスの運転手さんが、子どもと通話しながら運転していることもありますがww 日本車もデフォルトでこの機能をつければ良いのになぁ~、と思います。
以上、ドイツあるある・豆知識「車&運転マナー編」でした!
このように、色々な工夫がされていたり、お国柄?だったりで、ドイツはとても運転がしやすいです。
また、歩行者優先が徹底されているので、かなり安心して道を歩くことができます。
はじめは慣れない運転、アウトバーンに戦々恐々としていた私でしたが、今まで無事故でこれているので、皆さんも必要以上に怖がる必要はないのかな、と思います。
書き始めるとまだまだ思いつくネタがたくさんあり…次回に続きます。
PS. 同じ西ヨーロッパでも、交通マナーにはかなり差があります。ドイツの歩行者優先に慣れ切っている私は何度も死にそうになってます(特に横断歩道w)
これからの予定(ひとりごと。)
ご無沙汰してます、まなにゃんです。
年末年始は3週間くらいポーランドにいて…帰ってきてからはドイツの冬にやられて(1年ぶり2回目)なんだかゆるっと過ごしていました。
そんなこんなしているうちに、結婚2周年を迎え。ドイツで過ごした期間も1年半を迎え。(予定通り行けば)こちらでの生活も残り半年を切りました。
やー、予想はしていたけど本当にあっという間ですね。やりたいと思っていてやれたこと、やれなかったこと、結局やらなかったこと。やったみたけどイマイチだったこと、やろうとは思っていなかったけどやったら意外と楽しかったこと…色々あります。
決して万人に胸を張れるような生活は出来ていないけれど、色んなことにチャレンジする中で、良くも悪くも自分というものを見つめて、少し理解することは出来たかな〜と思っています。
そんな中でも、このタイミングでこっちに来れて良かったな!やっぱり私はこれが好きだな!と思えるものは、ずばり「旅行」です。
勿論、日本にいても出来ないわけでは決してないのだけれど…社会人を始めてからの私は結構いっぱいいっぱいで、実は社会人になってから3年目までは、海外は韓国にしかいっていません。
元々学生の頃は色んな所に行って、色んな人に会って、色んなものを見たり食べたりして…というのがとても好きだったので、ドイツに来てからは本当に旅行を楽しんでいます。
学生時代からずっと行きたいと思っていたブラジルをはじめとした南米周遊や、アフリカ大陸(モロッコ)、ポーランドには行けたので割と当初の目的は達成。
ただ、残り半年!となると、まだまだ行きたいところが増えてきて…
ただのひとりごとなのですが、これからの旅行予定や妄想wを書き残しておきたいと思います。
2月中旬〜3月上旬: 主人がナイジェリア出張なので、その間に旅をします。はじめはノルウェーに住む親友とバルト(リトアニア、エストニア)を女子旅、1人でヘルシンキに船で渡って、オスロで親友の家にお泊まり。その後はロンドンに渡って中学の同級生の家にお泊まり。最後はコッツウォルズ地方を一人旅。全て格安航空&たくさんお友達の家に泊めてもらうリーズナブル旅(の予定!w)
3月後半: 幼なじみと南ア上陸!生まれて初めて&最近どんどん行きたくなっていたサファリ(クルーガー国立公園)にツアーで行きます。ヴィクトリアフォールズも興味はあったんだけど、予算的に断念。
4月前半: こっちに来てから初!の主人との長期旅行。LAでNBAの試合を見て(主人はインドア派のくせにバスケ好きw)、メキシコのリビエラマヤ(カンクンの近くのリゾート地)、メキシコシティに行きます。
4月後半: まさかのドバイアゲイン!女子旅でリゾートしてきます♡
とりあえず見えている予定はこんな感じ。なかなか盛りだくさんでホクホクです。色々行かせてくれる主人には本当に感謝しています。
一方、帰国は7月末(の予定!)ということで、まだまだ時間はあります。「言霊」とも言うので、帰国までに行きたいなぁって所を妄想で書いておきます。
①スペイン: 私の人生史上一番好きな国なのですが、ちゃんとはこっちに来てからなんと1度も行けていません。(モロッコへの乗り継ぎで1日滞在したきり。後回しにしすぎている…。)バスク地方周遊がしたいなぁ〜。
②イタリア: こちらも後回しにしすぎてる系。ローマもフィレンツェもまだ行ったことがないので、是非行ってみたいです。ジェノバからのポジターノ、アマルフィも気になります。
③トルコ: 以前イズミール側に行ってすごく楽しかったです。この間はリゾート系の旅行だったので、次回は是非カッパドキアやパムッカレの鉄板観光地に行きたいです。
④ケニアータンザニア: 今度行く南アのサファリにもよるのですが、やっぱり「the★サファリ」なこの辺に行ってみたい。今から黄熱病の予防接種をしておこうか、若干迷い中…
⑤南米: やっぱり私が1番好き!なのはラテン系なんだな〜と思います。前回駆け足すぎたブラジルは、今度は是非ゆっくり(アマゾンとかも)行ってみたい。ペルー料理が大好きなのでまた食べたい。前回行けなかったアルゼンチンも気になる所です。
うーん、書き始めたら色々ありすぎて止まらない…エジプトもギリシャも行きたいし、ゆっくりイギリスやフランスの田舎も見たい…ということで、とりあえずこれくらいまで。。ただの欲望の塊みたいな記事になってしまいました(笑)
でも、こうやって好きなように旅行出来るのって、独身でヨーロッパにいる今だけ!!って感じが本当に強くて。後悔しないように、たくさん行きまくって残りの半年間を過ごせたらな!と思っています。
おすすめの所があれば是非教えてください( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎
まなにゃん
【ポーランド】アウシュヴィッツで過去と未来を考える①行く前の情報収集(Auschwitz)
ポーランドにある負の世界遺産「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」。この国を訪れるにあたり、私がどうしても行きたかった場所でした。
元々、小学生時代の愛読書は「アンネの日記」だった私。勿論読んでいたのは子ども向けのものでしたが、幼少期に大きく衝撃を受けたホロコーストの現場に訪れることは私にとってとても自然なことでした。
また、現在私はドイツに住んでいます。ナチ独裁のもと国家的な罪を犯し、敗戦により全てを失ったドイツですが、戦争から70年以上が経った今、普段の生活において、戦争の爪痕を感じるようなことはほとんどありません。ドイツ人のお友達の考えを色々聞きたいという気持ちもあるのですが、テーマがテーマだけになかなか難しいです。私が住むドイツという国をより理解するためにも、ホロコーストとその後について学びたいと思っていました。
普段軽い内容のポストしかしていないので、上手く書けないと思うのですが、今回学んだ中で印象的だったこと(事実)や、そこから私の感じたことをメモしておきたいと思います。
まず今回は、実際に行ってみての記事ではなく、行く前の情報収集について書いておきます。
アウシュヴィッツは一生に何度も訪れられるような場所ではないし、当日の見学はわずか数時間で終わってしまいます。私は元々子どもの時読んだ内容と世界史の授業で学んだ程度の知識しかなかったので、予めホロコーストと大戦前後の歴史について少し学ぶことにしました。
以下、私が参考にしたページや本を軽くご紹介しておきます。
日本語PDFでは基本的情報、英語サイトではより詳しい情報が得られます。
・『Night』/ Elie Wiesel著
これら二冊は収容所の現実を描いたとても有名な本なので、読んだことがある方も多いかな…心を揺さぶられるような描写が多々あります。
・『ヒトラーとナチ・ドイツ』/ 石田勇治著
ヒトラーがどのように力を持つようになったか、なぜユダヤ人の根絶という思想を持つようになったのか、なぜドイツ国民はその極端な思想に動かされてしまったのかを順をおって学べる本です。この本は非常におすすめ。
少し毛色が変わりますが、大戦以前・以後(近現代の話が多いです)のドイツやEU各国の動きについて簡単に学べる本です。大戦における強い後悔が、どのように昨今のドイツの対外施策(移民受け入れやEU各国との交わり方等)に影響しているかがとてもわかりやすく学べます。
事実とは異なる点や論理の矛盾は多々あるものの、それも含めてどのようにヒトラーが周囲を巻き込んでいったかがわかる本です。歴史的な背景や事実を知ったうえで読むと良いかもです(訳者もかなり注釈してくれています。)結構読みにくいですし、ざっと読んで大体の感じを掴めば良い本かなと思います。
個人的にはホロコーストに焦点を当てた「感情に訴えかけてくるもの」だけでなく、 戦前~戦後の「なぜ」「どのように」を俯瞰的に知ることがとても大切かなと感じました。(前者は、アウシュヴィッツ訪問により痛いほど知れるというのもあります。)
私がこの過程で学び、驚いたことを数点。
★ホロコースト=ユダヤ人に対する大虐殺の印象が非常に強いが、実は同様の差別・迫害・虐殺は他の少数派(心身障がい者やホモセクシュアル、ジプシー等)に対しても向けられていたということ。特に、一番初めに組織的に殺害されたり生殖機能を奪う手術が行われたのは、障がいを持つ人に対してであった。(後にそこでのノウハウが強制収容所で適用された。)
★ユダヤ人を抹殺することは、ヒトラーが独裁を始めた後もはじめから意図していたわけではなかったということ。当初は、マダガスカル島等自分たちの目に入らないところに移住させる予定だった。
→勿論、それがマシというわけでは無いですが、それでも、他に選択肢があったということがショックでした。国内外からの反対によりこの移住計画はとん挫するのですが、もしそうでなければまた違う未来があったのでは…と皮肉に思います。
→その他にも、「ヒトラーは当初からこうではなかった(立場的にも、思考的にも)」という点が多々あります。ヒトラーが唯一・特別な悪で、周りはそれに服従するしかなかった・洗脳されていたという印象が強いですが、彼に超極端な思想及び大きな力を与え、ホロコーストの実行をさせることになったのは周囲が(しばしば自己都合で)彼を持ち上げていったせいだという見方も出来ると感じました。
→起こったことに「たられば」はないには違いないですが、それでも様々な力や偶然が働いてホロコーストは起こったのだと感じます。どのような「歯止め」があるべきだったのだろうか…未来を考える上ではそのような観点から見ていく必要を感じます。
以上、今回はアウシュヴィッツ=ビルケナウ博物館に訪れる前の情報収集について書きました。自分の中で覚えておくため、というのもあり読みづらくすみません。
次回は現地ツアーについて書こうと思います。
まなにゃん
【ポーランド】ボレスワヴィエツで陶器を爆買い!(Bolesławiec)
ポーランドは、とにかくお買い物が楽しい国です。
前回書いたZiajaは来てから偶然見つけたのですが、今回は元々ずっとこのためにポーランドに来たかったボレスワヴィエツ(Bolesławiec)の陶器について。
最近日本でも徐々に人気が高まっているポーリッシュ・ポタリー。そのほとんどがポーランド南西部のボレスワヴィエツという街で作られています。
毎年1回、8月には陶器祭りが大々的に催されています。私は日本にいた時からここのお皿が大好きで、とても行きたかったのですが…毎年日程が合わず泣く泣く断念。
日本では、ちょっと買うのに勇気がいる値段ですが、現地では日本の1/3~1/2程度の値段で、とってもお安く買うことができます。今回はお祭り期間ではなかったものの、やっと行ける!!!ということで、本当に楽しみにしていました。
是非、今後行きたい方の助けになればな…と思い、少し詳しく書いてみようかなと思います。
①行き方
どこから来るにしろ、基本的にはヴロツワフ(Wrocław)経由になろうかと思います。
ヴロツワフからは電車で約1時間半、22ズロチ(約660円)でした。※ネット予約は2019年1月現在不可、窓口で事前購入は可
ボレスワヴィエツは小さい街で、陶器ショップ以外特に何も無いので、宿泊はヴロツワフがおすすめだと思います。
ちなみに、ワルシャワ〜ヴロツワフは飛行機で1時間弱(6,000円〜)、バスで4時間半〜5時間半(約1,500円)です。
②おすすめのお店(画像は各公式サイトより)
【駅付近】
一番に書いておきながら、実は年始休暇で開いてなかった…涙 のですが、日本にいる時から大好きなメーカーです。日本人好みの、繊細なデザインが多いと思います。他のお店と違って9時オープン(土曜8時)なので注意。
孔雀の目のデザインが有名なメーカーです。でも、個人的には大きめの花のデザインが素敵だなぁと感じました。他の店ではあまり見なかった鍋敷きもありました。
ここはメーカー直営ではなく、セレクトショップ。とにかく店内が広いです!人や皿にぶつかることを気にせず、ゆっくり見て歩けます。
★上記Ceramika Artystycznaの向かいの小規模店舗達
なんちゅー適当な書き方…笑 でも、言葉通り道を挟んで向かい側に4,5店舗が固まっています。中には有名メーカーの直営店もあり。一見小さいですが、中は意外と奥行きがあったり、二階があったりして広いです。時間がなければこの辺まわるだけでも十分かと!
【not駅付近:要タクシー】
駅からタクシーで約10分、500円くらいでした。シンプルなものからユニーク、前衛的なものまで色々な柄があり、すっっごく可愛かったです!今回行った中では一番好みでした。セール品も結構多かったです。そして店員さんの態度はイマイチです笑
③その他アドバイス等
★基本的に早め(7時頃)オープン、早めクローズのお店が多いので、午前集中型の旅程が吉。
★駅には荷物ロッカーは無い。私が行った時はどのお店もそこまで混んでいなかったので荷物を置く場所くらいはあったが、店内にスーツケースを開くほどの場所はないので身軽な格好がベター。
★包装はしてくれるが軽め。再梱包用の古紙等を持参すると安心。
★駅から離れたお店にタクシーで行く場合、帰り用に運ちゃんに電話番号を聞いておくorお店で呼んでもらう必要あり。
★皿の後ろに「UNIKAT」と記載されているものは、他と比べて細かい作業が必要で、専門の職人さんによる作品。値段はお高め。(でも、UNIKAT以外にも可愛いデザインはたくさんあるので、結局は好みかな!)
★お店によっては、品質ランクがタグに書いてある。ランクが低いものはよく見ると若干柄が乱れていたりする(これも、自分が気になるかどうかだと思います)
★お店によって、皿が多めのお店、置き物等が多いお店、椅子やドッグフード入れ等変わり物を置いているお店等かなり特色あり。お目当てのものがある場合、事前にネットショップ等でリサーチしておくと◎。
随分説明口調になってしまいましたが、ざっとこんな感じです。
私が滞在したのは約半日でしたが、もう、本当に本当に楽しかった!!!!!心ゆくまで買って、約25,000円でした。
まあ、だいぶ散財した感はありますが笑、ヨーロッパで唯一、絶対欲しいと思っていたものなので大満足です。(未だに、主人の元カノの残して行った食器とか使ってるし…やっと捨てれますね笑)
女の子にとっては夢の街、ボレスワヴィエツ。
少々アクセスは悪いですが、そんな事気にならないくらい素敵な場所なので、是非訪れてみてください!
まなにゃん@今回は小物しか買えなかったので、なんならもう一度行きたい…
【ポーランド】絶対買うべき!Ziaja(ジャヤ)の自然派コスメ
あけましておめでとうございます。まなにゃんです。
実は、年末から2週間程度、主人の出張についてポーランドに来ています。
様々な理由でずうーっと来てみたかったポーランド。めちゃくちゃ素敵な国なので、色々ご紹介出来たらなぁと思います。
まずは、ポーランド生まれの自然派コスメブランド「Ziaja(ジャヤ)」について。
正直来るまでまったく知らなかったのですが、もうめーーっちゃくちゃおススメなので、ポーランドについての記事の最初にもってきてしまいました。笑
コスメブランドと言えど、顔・髪・ボディ向け全般的にそろっており、例えば歯磨き粉とかもあります。また、女性用だけでなく、メンズライン、キッズ用も。
そんなZiajaのウリとしては、
・高品質な天然成分で作られている
・すべての製品は臨床試験、アレルギー検査済
・動物を使用した試験は一切行っていない
・とにかく、安い!!!!!
→安かろう悪かろうではなく、最高の使い心地!!!
ってな感じです。
私のZiajaとの出会いは(ごく最近ですがw)滞在中用にスーパーで買った、こちらのヘアコンディショナーと歯磨き粉でした。
どちらも200円(6~7ズロチ)程度。必要だから買っただけで、(特にコンディショナーは)正直あまり期待はしていませんでした。
でも、使ってみてびっくり。この値段からは考えられないほど、髪が柔らかくなるのです。こちらに来てから毎日プールに入っており、その度シャンプーをしていても明らかにわかるほど指通りが悪くなるのですが、この子を使えば元通り!!!!!
ヤギの乳から作られたものだそうです。これまで高いトリートメントを使ったりしたこともあったのですが、正直ずっとこの子を使いたいと思うくらい。。それほど気に入りました。
これに味をしめて、今日はスーパーではなくZiajaの専門店に行ってきました♪
製品の説明書きは全部ポーランド語なのですが、店員さんが色々教えてくれました。(心配な方は、英語版websiteで予め調べておくと良いかもです)
左はボディ用マッサージジェル。
180mlで500円程度。私がいつも使っているロクシタンのは、100mlで3,000円するのに…!!!
オイルでなくてジェルっていうのは初めて使うのですが、身体になじませた瞬間にオイル化して、すごくしっとりします。
海の香りだそうですが、そこまで香りがキツくないのもお気に入り。(全体的に、Ziajaの製品は香りがキツくない気がします)
右はデリケートゾーン用の洗浄ジェル。これは200円くらい。
ずっとデリケートゾーンのお手入れに興味があり、初めて買ってみました~。(日本ではわざわざ専用のケアをする人は少数ですが、ヨーロッパでは普通みたいです。これについても、またいつか記事を書こうかな…w)Ziajaはデリケートゾーン用の製品も豊富みたいで、洗浄用だけでジェルにクリーム、泡状のソープ等色んな種類がありました。
今日早速使ってみます!
ということで、本当に安くて、可愛くて、品質も良いなんて、神がかりすぎているZiaja(ジャヤ)のご紹介でした。ポーランドに来たら絶対買うべき、むしろこのためにドイツからポーランドに遊びに来たいと思うほどです…!!!
ハンドクリームやフェイスマスクもあるので、ばらまき系のおみやげとしてもすごく良いと思います。
今日専門店でお買い物をしたら、クレンジングと顔用マッサージクリームのサンプルももらってしまいました。ホテルから徒歩5分の所にあるので、また買いに行ってしまいそう…
まなにゃん